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「京都福寿園」って何?伊右衛門だけじゃなくサイダーにも名前がある理由

コラム

「京都福寿園」って何?サイダーに書いてあって気になった

最近、ちょっと気になる飲み物を見つけました。

それが、2026年9月8日に発売された「伊右衛門 京都サイダー」です。

「伊右衛門」といえば、もちろんお茶。

そして伊右衛門のラベルなどで見かける「京都福寿園」という名前もお茶と関係していることはなんとなく知っていました。

ところが今回の京都サイダーを見て、ふと疑問が。

「……あれ?サイダーにも京都福寿園?」

お茶なら分かります。

でも、これはサイダーです。

そもそも「京都福寿園」って何なのでしょうか?

気になったので調べてみることにしました。

すると、思っていた以上に伊右衛門と深い関係があるだけでなく、今回の京都サイダーにも「福寿園」ならではの理由がありそうだということが分かりました。

京都福寿園は、1790年創業のお茶屋さん

まず結論から。

京都福寿園は、江戸時代から続く老舗の茶舗です。

福寿園が創業したのは、1790年(寛政2年)

現在の京都府木津川市山城町にあたる山城国上狛で、初代・福井伊右衛門が茶商として始めました。

つまり「京都福寿園」という名前を見て、

「京都のお茶屋さんなのかな?」

と思ったなら、それはその通り。

福寿園は創業以来、お茶を扱ってきた会社です。

公式サイトでも「寛政二年から、お茶一筋。」と掲げており、宇治茶を中心にお茶づくりを続けています。

しかも、1790年創業ということは、2026年で236年。

コンビニやスーパーで見かけるペットボトルのお茶からは、なかなか想像できない歴史です。

では、そんな老舗のお茶屋さんと「伊右衛門」は、どういう関係なのでしょうか。

「伊右衛門」は福寿園とサントリーが共同開発

ここで、最初の疑問の一つがつながります。

実は「伊右衛門」は、サントリーと福寿園が共同で開発したブランドです。

発売されたのは2004年。

福寿園の公式の沿革にも、2004年にコラボレーションブランド「伊右衛門」を発売したことが記録されています。

そして、もっと面白いのが名前の由来。

「伊右衛門」という名前は、福寿園の創始者である福井伊右衛門の名前から付けられています。

つまり、

福寿園 → 初代・福井伊右衛門 → 伊右衛門

というつながり。

単に「京都っぽい名前を付けた」というわけではありません。

さらに、現在の伊右衛門に使われている茶葉も、京都の老舗茶舗・福寿園の茶匠が厳選した国産茶葉です。

「伊右衛門」というお茶を飲んでいるとき、実はその名前にも茶葉にも福寿園とのつながりがあるわけです。

では、なぜサイダーにも「京都福寿園」?

ここで、最初の疑問に戻ります。

「お茶なら分かる。でも、なぜサイダー?」

今回発売された「伊右衛門 京都サイダー」は、王道のサイダーらしい味わいに、緑茶・柚子・山椒の香りを組み合わせた商品です。サントリーも、緑茶と柚子を隠し味にした、さっぱりとした後味の大人向けサイダーとして紹介しています。

つまり、名前だけ「伊右衛門」を使った普通のサイダーというわけではありません。

お茶の要素がちゃんと入っている。

そして、ここで「京都福寿園」の存在がまた気になってきます。

なぜなら、福寿園は単に「伊右衛門という名前を貸している会社」ではなく、長年にわたって茶葉の選定やお茶づくりに携わってきた茶舗だからです。

では、福寿園は京都サイダーで具体的にどのような役割を担っているのでしょうか。

ここから先を見ていくと、「サイダーなのに福寿園」という最初の疑問が、少し違って見えてきます。

京都サイダーにも「お茶」が入っている

では、今回の疑問だった「なぜサイダーにも福寿園?」に戻ってみましょう。

「伊右衛門 京都サイダー」は、名前だけを見ると普通のサイダーにも見えます。

しかし、原材料を見てみると、ちゃんと緑茶が入っています。

サントリーの商品情報によると、原材料には「緑茶(国産)」と「柚子ピール」が使われています。

味わいも、王道のサイダーらしい甘さや香りをベースにしながら、緑茶と柚子、山椒の香りによって、さっぱりとした後味に仕上げた商品です。

つまり、

「サイダーなのに、なぜ伊右衛門?」

というより、

「お茶の要素を取り入れたサイダーだから、伊右衛門というブランドにつながっている」

と考えると分かりやすいのかもしれません。

福寿園は「お茶を売るだけ」の会社ではない

ここまで調べてみると、最初に感じた

「福寿園って、お茶以外には関係ないんじゃないの?」

という疑問も、少し違って見えてきます。

福寿園は1790年の創業以来、お茶づくりを続けてきた茶舗です。

そして現在は、単に茶葉を販売するだけではなく、茶葉の選定やブレンド、品質管理など、お茶の味わいをつくる部分まで長く培ってきた会社でもあります。

伊右衛門についても、福寿園の茶匠が茶葉の選定やブレンドに携わっています。

サントリーによれば、福寿園の茶匠は全国の茶農家を訪ねて茶葉を選び、火入れや「合組」と呼ばれるブレンドまで手がけています。伊右衛門にふさわしい茶葉を見極めるため、五感による審査も行っているそうです。

そう考えると、福寿園と伊右衛門の関係は、単に「老舗のお茶屋さんの名前を借りている」というものではありません。

長年培ってきたお茶の知識や技術が、伊右衛門というブランドの土台になっている。

これが、今回調べて分かった大きなポイントでした。

「京都福寿園」という名前を見たら、お茶の歴史を思い出す

今回、京都サイダーを見て初めて「京都福寿園って何だろう?」と気になりました。

でも調べてみると、福寿園は1790年創業。

そして「伊右衛門」という名前も、福寿園の創始者である福井伊右衛門から受け継がれたものでした。

普段何気なく飲んでいるペットボトルのお茶のラベルに書かれている「京都福寿園」という名前の裏側には、200年以上続くお茶の歴史があったわけです。

そして今回の京都サイダーでは、その「伊右衛門」がサイダーという別の飲み物にも広がりました。

もちろん、京都サイダーそのものが「福寿園が製造するサイダー」というわけではありません。

あくまでサントリーの「伊右衛門」ブランドから発売されたサイダーで、緑茶や柚子などを使った商品です。

それでも、お茶のブランドとして始まった伊右衛門が、お茶の要素を残しながらサイダーという新しい飲み物に挑戦していると考えると、なかなか面白いですよね。

まとめ|「京都福寿園」は、やっぱりお茶屋さんだった

今回の疑問、「京都サイダーに書いてある『京都福寿園』って何?」を調べてみたら、答えは意外とシンプルでした。

京都福寿園は、1790年創業のお茶屋さん

そして「伊右衛門」は、福寿園とサントリーが共同開発したブランドで、その名前も福寿園の創始者・福井伊右衛門に由来しています。

さらに今回の「伊右衛門 京都サイダー」には国産緑茶が使われ、柚子や山椒の香りを組み合わせたサイダーに仕上げられています。

最初は、

「サイダーなのに、なんで福寿園?」

と思いました。

でも調べてみると、

「伊右衛門だからこそ、お茶を使ったサイダーになった」

と考えることができます。

普段何気なく見ている飲み物のラベルにも、調べてみると意外な歴史やつながりが隠れているものです。

今回の京都サイダーも、そんな「なんで?」から知るきっかけになった飲み物でした。

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